舌苔と顎関節症、唾液


 顎関節症 (「ガクカンセツショウ」) ってご存知でしょうか?

軽いもの~重症のものまであるようですが、一般に、顎に、口が開けにくかったり、口を完全に閉じることができない、顎がガクガク鳴ったり、顎に痛みがあったり、といった異常がある場合は、顎関節症になっているかもしれません。

 顎関節症がもとで他にいろいろな体の不調、頭痛、肩こり、不眠症、うつ病、自律神経失調症、口の渇き、などを引き起こすこともあり、疑われる場合は、治療したほうがいいでしょう。

小さい子供~お年寄りまで幅広い人に発症する病気ですが、女性のほうが発症しやすく、20~30代に多く、男性の2~3倍にもなるようです。

 顎関節症はどういった原因でなるのかというと、ストレスやホルモン分泌量の関係だったり、生活習慣、食習慣が原因だそうです。

食習慣といえば、最近の若い人は小顔の人が増えましたよね。

日本人の食生活は激変し、やわらかい食べ物が増えました。

昔ほど顎を使わなくてもよい食生活に変化しているため、昔は大顔の人が多かったのが、最近は小顔の人が増えました。

現代人は顎が退化しているってことでしょうか。

昔の食生活のほうがよく顎を使って租借していたため、顎が発達し、それに従い唾液も正常に出ていました。

現代は食生活そのものが唾液の出にくいものとなっているため、舌苔口臭になりやすい環境になっています。

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